エニイ・ギブン・サンデイ
Any Given Sunday

監督:Oliver Stone
出演:Al Pacino、Cameron Diaz 、Dennis Quaid
James Woods、Matthew Modine、Charlton Heston 、Ann-Margret

『スカーフェイス』の落とし前をつけるために、オリヴァー・ストーンがマイアミに帰ってきた。お供は、もちろんパチーノだ。その名もトニー・ダマト!
 それにしても、ここ最近のストーンの編集パワーはすごい。スコセッシ、大林宣彦とともに「編集の鉄人ショー」で戦わせてみたいもんだ。1秒を示す電光掲示板の点滅をスロウ、フェイドアウト、フェイドインでみせたり。BGMに会わせた見せ場作りは99年版セルジオ・レオーネだ。ブラックサバスの曲で馬がヒヒーンいななくところは最高だ。

 そして、パチーノ。最終戦でのスピーチは泣かせる。それは、中年男の悲しみであり、若い世代への精一杯の期待であり、戦争(ここでは父親が第2次大戦で死んだことになってる)をひきずる世代の最後のうめきだ。パチーノの顔に、ストーンが、そしてなぜかエリック・クラプトンのギターが浮かんだ。たぶんここでの劇伴音楽はロビー・ロバートソンだけど。

 それにしても、アメフトの肉弾戦を堂々とケモノや怪獣の決戦のごとく描く度量はストーンぐらいなもんだろう。パチーノの叫びにライオンのうなりを重ねてたし。そうなのだ、これは「怪獣映画」なのだ。怪獣同士の戦いなんだからアメフトのルールなんて知らなくてもよろしい!

 若手クォーターバックの頭文字がWBだったのはいいギャグ(アメリカでの配給はWB)。キャメロン・ディアスは肌があれすぎだけど、控え室に入ってきたときの黒人選手のチンポのでかさにはマイッタね。本物?


戻る