グリード
DEEP RISING

監督:Steven Sommors
出演:Treat Williams, Famke Jansen

 よし! B級怪獣映画としては『トレマーズ』以来の快作だ。『ゴジラ』などへのかっぱ。『ポセイドン・アドベンチャー』級の娯楽作。こういう映画に出会うと幸せな気分になるね。

 狭い船内を逆手にとってのやりたい放題アクションが楽しい。ジェットスキーで船の中を疾走するのは気持ちいい。なぜだろう。船の中で船に乗るという二重構造の魅力? うんにゃ、たんに目新しいだけ。そうだよね。
 美人泥棒役のファムケ・ヤンセンはボンドガールよりさらにいいし、頼りになる。映画的記憶のなせる技だ。007を見ている観客は、危険にさらされても彼女は大丈夫、と思える。主人公がおっさんだから、いまいち頼りにならないってのもあるし。惜しむらくは、お色気場面がなかったことと、タンクトップなのに乳首の隆起が見えないところ。ニプレスじゃろか(わしゃ、変態か)。

 怪獣も、青虫というのか、魚のえさになる虫をモデルにしてるのだろうが、知っていると妙にリアリティがある。ゴールドスミスの音楽もアクション・スリラーとしては一級品の風格。  


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