| 国際秘密警察 絶体絶命
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監督:谷口千吉 出演:三橋達也、ニック・アダムス、水野久美、真理アンヌ 佐藤允、田崎潤、平田昭彦、土屋嘉男 |
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東宝の「国際秘密警察」シリーズの最終作。若林映子のオッパイが見られる『国際秘密警察 鍵の鍵』も良いけど、作品的にはバディ映画としての一面を意外な展開で見せるこちらのほうがシリーズ最高作といえるだろう。 北見次郎(三橋達也)とジョン・カーター(ニック・アダムス)というメインの2人ではなく、ジョンと敵の殺し屋ハヤタ(佐藤允)が朝鮮戦争の戦友だったという設定。しかも、早田は自らの腕を切り落としたという過去があった。で、当然なんだが、今度はジョンが脚を切り落とすしかない、という局面が用意される。きっちりした脚本があることがわかると気持ちがいいものだ。 プレ「殺しの烙印」の真理アンヌはへたくそな小娘だが、まあ見られる。歌って踊っての悪女ぶりはなかなかよろしい。奈良ドリームランドのアトラクション役者の役で横山やすし、西川きよしが少し顔を見せる。セリフなし。水野久美はレコード投げの名人で、皿にも応用するというアイディアもちょっとしたことだがうまく活かされている。ニック・アダムスもとても楽しそうに演じている。佐藤允はなぜか空を飛ぶし、京都、奈良、伊豆、箱根と、旅行気分も楽しめる。 ちなみにニック・アダムスはアメリカへ帰国後、謎の死を迎えたようで、ドキュメンタリーまで作られていたのを見たことがある。水野久美に失恋したとか言われているようだが、本当かなあ。アメリカの妙なファンの間ではこの作品はけっこう幻の映画なんだらしい。 |
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